京大呼吸器外科 京都大学医学部附属病院呼吸器外科

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現在進行中の臨床試験

「生体肺葉移植における周術期呼吸管理のレトロスペクティブ解析」についてのお知らせ

生体肺葉移植は、脳死肺移植を待つ余裕のない呼吸不全の患者さんに行われています。しかしながら、移植されるグラフトの大きさにも限りがあるなど、脳死肺移植より悪い条件のことが多いため、手術前に慎重な検討が必要となります。また、それだけでなく、術後の呼吸の管理が非常に重要でもあります。

そこで、今回、これまでに京都大学で施行した生体肺葉移植について、周術期の呼吸管理を中心に解析することで、これまでの成績の評価を行い、今後のより安全な生体肺葉肺移植医療に役立てたいと、京都大学肺移植チームでは考えました。

実際には、2008年6月から2012年12月までに、京都大学医学部附属病院で生体肺葉移植を受けられた患者さんについて、カルテなどの既存の資料のみを用いて、周術期呼吸管理や術後成績について検討することにしました。

なお、個人情報の保護については十分な注意を払い、データについては連結匿名化(誰のものか特定できないような形で)して保管します。実際には、カルテ記載事項を個人情報の保護に十分注意を払って、転記しデータの解析を行います。個人情報の取り扱いは、研究実施責任者のみに限り、個人情報は、他のコンピュータと切り離されたコンピュータを使用し、外部記憶装置に記録させ、そのメディアは、鍵をかけて厳重に保管します。

研究についての質問、問い合わせは、研究実施責任者である、京都大学呼吸器外科 教授 伊達洋至(電話:075-751-4975)または、分担研究者である、京都大学呼吸器外科 助教 陳 豊史(電話:075-751-4975)となります。 ご不明な点がありましたら、上記まで、ご連絡ください。

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