京都大学呼吸器外科では、肺癌、悪性胸膜中皮腫、転移性肺腫瘍、胸腺腫などの悪性疾患に対する手術、肺移植やその他の呼吸器疾患に対する外科治療に取り組んでいます。手術症例数は順調に増加し、2013年は全身麻酔下の全手術症例数が474例と全国で最も多くの手術を行っている呼吸器外科グループの一つとなりました。2013年の原発性肺癌切除数は、210例におよび、その80%以上は、胸腔鏡手術で行いました。ロボット支援手術にも積極的に取り組んでおり、2013年には肺癌 7例、縦隔腫瘍 3例をロボット支援手術で行い、これまでの累積は20例(肺癌 12例、縦隔腫瘍 8例)となりました。
より確実、安全な手術を目指して努力しております。