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トロント留学記

平成20年卒 宮本英

 2016年7月よりトロント総合病院およびLatner Thoracic Surgery LaboratoriesでResearch fellowとして学んでいます。経歴としては神戸中央市民病院での後期研修、京大病院での医員を経て2014年より大学院で研究を開始しました。トロントでも引き続き肺移植片拒絶のメカニズム解明や治療介入を主題としています。トロント総合病院は臨床肺移植生誕の地として知られ、ここで学べることを光栄に思い、感謝しております。同門の中島先生、大角先生、高橋先生にはトロント生活で公私に渡り本当に助けて頂いています。ありがとうございます。

 トロントは噂通りの安全な街です。たとえ酔い潰れても財布を無くしたくらいしか聞かないし、僕も地下鉄で寝過ごして午前2時ころ駅員に起こされるというのを数回経験しましたが無傷(?)でした。ここはアジア人も比較的多く、殆どの人が移民かその子孫という社会であり、差別的態度に出くわしたことは一度もありません。

 Dr. Keshavjeeラボの構成はStuff:Fellow:Student:Technician=1:2:2:2という印象です。留学帰りのStuffもいて、多くの知識が集まっています。Master student, Medical studentとFellowはお互いに持ちつ持たれつという関係です。自分より一回り若いStudentへの指導やTechnicianとの作業を通じて学ぶことも多く、時折ケンカしながら言いたいことを伝えるのも仲直りするのもいい勉強になるなあという感じです。施設として年間130件の臨床肺移植をこなし、Clinical training然り臨床検体を用いた研究然り、留学生にも貴重な経験をするチャンスがあります。これまでの同門の先生方が築かれた実績と信頼があり、僕自身研究テーマにすんなり取り組むことができたと考えています。

 しかし、やはりと言うべきか留学生活はここまで書いた夢のようなことばかりではなく愚痴が出たり、「理解不能」という言葉に圧縮される苦い経験も多くあるので(‘outrageous’という言葉を使えるようになりました)、精神を健康に保つため家族旅行をコソコソと計画しては毒を抜きつつ、ここからが勝負どころと考えるまだ肌寒い2年目のトロントです。

 京大呼吸器外科同門の先生方には留学にあたり大変お世話になりありがとうございます。また、僕に留学への憧れを植え付けて下さった神戸中央市民病院の高橋先生、M川先生にも良い報告をしたいと思っています。

P.S. 写真は一緒に働くラボのメンバーです。

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