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ストックホルム留学記

平成13年卒 森川洋匡

 2014年9月よりスウェーデン、ストックホルムにあるカロリンスカ研究所Unit of Computational Medicine (Jesper Tegner教授)というバイオインフォマティクスの研究室に留学しています。北欧最大の都市ではありますが、半分以上が運河と緑地帯で占められており自然に満ちています。緯度は高いのですが、メキシコ湾流の影響で穏やかな気候で比較的住みやすい都市です。社会保障が充実しており、特に妻子連れで留学した私は児童手当や両親手当に助けられております。瑞典語が公用語ではあるものの、英語が義務教育化されており、また移民が多いこともあり大学だけでなく、日々の生活の中でも英語が通じずに困ることはありません。

 研究対象はヒトから得られる様々な疾患由来の細胞の遺伝子発現や、遺伝子変異、タンパク発現などの統合解析、Single cell analysis等の従来とは性質が異なるデータの解析などが含まれます。特に最近は The Cancer Genome Atlas等のオープンアクセスかつ有用なデータが利用できるため、それらを様々な方法でGenome wideに複合解析することによりすでにpublishされた論文とは違う解釈や発見ができることもしばしばあります。免疫学的な内容を含む解釈をすることが多く、免疫好きな人は特に楽しめます。研究室のメンバーは秘書も含め25人ですが、研究員の大半はBioinformatics, Physics, Mathematicsでの学位取得者で免疫等の実験系は数人しかいません。それゆえ、ミーティングはプログラミングと数式だらけのディスカッションが多く、私の趣味にも合っており非常に勉強になります。これらを理解することで、人間の脳では把握しきれないような大規模なデータを処理できると思うと夢が膨らみます。またこの分野の特徴として臨床や基礎の様々な分野との共同研究が多く、同じ疾患を免疫以外の多様な方面から議論できるのも長所かと思います。渡瑞典中には家族共々異文化に触れつつ、仕事では将来も協力し合える多様な分野の友人と将来の医療に役立つ技術開発力を得ることができるよう取り組んでいきます。

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