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トロント留学記

平成18年卒 高橋守

 2016年6月よりトロント総合病院Latner Thoracic Surgery Research Laboratoriesに留学しております。同病院は1983年に世界初の臨床肺移植を成功させた施設であり、現在、京都大学呼吸器外科からは中島先生と大角先生がClinical fellowとして、宮本先生と私はResearch fellowとして在籍しております。

 さて、トロントは「移民の街」です。街中を歩くと、英語はもちろん、それ以外の言語も聞こえてきます。文化的背景が異なる人々と日常的に接するためか、まずはお互い親切であることが基本マナーのようです。先日、街のポスターには「どこの出身であろうと、たとえ短期の滞在であろうと、来た初日から、あなたはトロント市民です」とあり、街の理念を端的に表現したものと思われました。とは言え、トロントへ来た当初は言語や文化の違いに右往左往し、「おいおい、大丈夫かよ〜?」と1日何度も叫んでおりました(こっちの人はすぐ“It’s OK.”と言いますので)。いま振り返れば、いわゆる「留学あるある」の笑える範疇ですが、話で聞くのと自ら体験するのでは大違いで、慣れるまでに8ヶ月ぐらいかかりました。この間は、京大呼吸器外科・同門会の先生方始め、多くの方々に物心両面で強力に支えて頂きました。この場をお借りして、お礼申し上げます。

 研究についてですが、私も宮本先生も、Dr. Keshavjee(研究所のDirector)のラボに在籍し、私は摘出肺体外潅流(Ex vivo lung perfusion)を使用した大動物実験を担当しております。ラボの垣根を越えて実験協力をお願いすることも多く、色々な人と知り合えるのは実験における楽しみの一つです。

 自分の考え方は本場の人達に通じるだろうか?そんな疑問から私の留学準備は始まりました。以後、現在まで綱渡りのように歩いてきた私ですので、あまり偉そうなことは言えませんが、「研究に流行り廃りはあっても、その根底に流れるエッセンスのようなものは京都でもトロントでも共有できるのではないか」と感じ始めています。そのエッセンスをいくらかでも持ち帰ることを目標にしつつ、私の留学は続きます。

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