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現在進行中の臨床試験

患者さんへ
〜胸腺上皮性腫瘍切除後の、他癌死リスクについての研究〜

(臨床研究;研究機関名 京都大学呼吸器外科)


 胸腺上皮性腫瘍に罹患することにより、他癌の発症のリスクが高まることが報告されておりますが、その他癌の予後については情報がほとんどありません。胸腺上皮性腫瘍完全切除後に、再発した胸腺上皮性腫瘍による死亡と、他癌(悪性腫瘍)による死亡のどちらのリスクが高いかを明らかにすることにより、より適切な術後スクリーニングが可能となり、生存予後の改善が期待されるため、本研究を計画いたしました。
 そのため、京都大学呼吸器外科では、1991年1月1日から2010年12月31日までに胸腺上皮性腫瘍の診断のもと切除を受け、日本胸腺研究会データベースに登録された患者さんの臨床データを利用させていただくことといたしました。このデータベースの中には京都大学呼吸器外科で胸腺上皮性腫瘍の診断のもと切除を受けた患者さんも含まれています。
 本研究は京都大学以外に、東京理科大学 工学部第一部 経営工学科 (責任者:寒水孝司)、大阪大学呼吸器外科(責任者:奥村明之進)、国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院(責任者:渡辺俊一),信州大学医学部附属病院呼吸器外科(責任者:吉田和夫)、岡山大学呼吸器・乳腺内分泌外科教授(責任者:豊岡伸一)、聖隷三方原病院呼吸器センター長(責任者:丹羽宏)、徳島大学臨床腫瘍医療学分野 (責任者:近藤和也)、東京都立駒込病院呼吸器外科(責任者:堀尾裕俊)との共同研究の形で行われます。
本研究は倫理審査委員会の審査を受け、研究機関の長の許可を受けております。研究期間は倫理審査承認日より5年間です。これらの臨床データは通常に診療を受けていただく際に記録されるデータであり、特別に採血など患者さんに御負担いただいて収集するものではありません。
 また、過去の診療記録から得られた資料を用いますので、同意書は頂きませんが、患者さんは匿名化され、プライバシーは保護されています。つまり、診療録からは、個人情報管理者が氏名、住所、患者ID、生年月日などの個人情報をすべて削除して匿名化したデータを作成して解析を行います。個人情報(患者情報)自体も厳重に管理しますが、臨床研究対象者又はその代理人の求めに応じて、研究対象者が識別される情報の利用又は他の研究機関への提供を停止いたします。
 データ利用の目的と趣旨をご理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。研究計画書および研究の方法に関する資料は、ご希望があれば(他の患者さん等の個人情報及び知的財産の保護等に支障がない範囲内に限りまして)入手閲覧して頂くことができます。
 このような臨床研究に対してご質問のある方(患者さんご本人もしくはご家族の方)は担当医師または当科研究責任者(伊達洋至:075-751-4975)または情報管理及び主研究者(濱路政嗣:075-751-4975)までお申し出ください。また、病院の相談窓口として、京都大学医学部附属病院 総務課 研究推進掛(電話:075-751-4899、email: trans@kuhp.kyoto-u.ac.jp)もご利用いただけます。


 

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